い空

『菜穂君―――君に少しお願いがあるんだ。』
『なんでしょうか?』
私の住む町は人口が200人ほど。
...

「やだ、それ―――恥ずかしい道具だよ。」
「え?」
それから私は―――
...

しばらくするとシャッター音が鳴りやみ、ローターが止められると、まだ恥ずかしいところにはローターが入ったままとはいえ私はほっと一息つくことができた。
ローターに責められていた私の股間はなんだか、おしっこをお漏らししたみたいに濡れてしまっている。
写真の音が鳴りやんでもずっとスカートを上げたままの私に―――
...

約束を破ろうと思ったわけではない。
堂本のいる前ではできるだけローターをきちんと股間に入れるようにしていたし、週に二回、書斎に呼び出されて続けられるローター遊びにもきちんと従った。
ただ―――
...

私はいつもよりずっと急いで使用人服に着替えると、
堂本の書斎に慌てて向かった。
いつもよりぐっと奥深くにローターを押し込み、恥ずかしいところにはっきりと感じるローターの感触が今だけは私を安心させてくれた。
...

書斎に連れてこられた私は、堂本にそのまま待つように言われ、これからされることを考えては緊張しながら、本棚を弄り始める堂本を見ていた。
洋式のこの書斎は本棚がずらりと並び、そこには難しそうな本がいくつも並んでいる。
凝った装飾のされたその本棚は、地震の時に倒れないようにか、中程に大きな太い柱がいくつもならんだ本棚を貫通している。
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「そんな、できません―――」
その時の、脱げと言う、その言葉に―――
私は思わず否定した。
...

「ほぅ、いい胸だ。」
「やだ、触らないでください」
「下着を選ぶのに胸の形ぐらい知っていてもいいだろう? ふふ、それとも私にそんなにいらやしい下着を選んで欲しいのかな?」
...

あれから三日―――
堂本家に住み込みで働く事になった私は、必然的に今まで火曜と木曜だけだったお仕事は日々の日課になった。
堂本家には私の他にも住み込みの使用人が二人。
...

「うっ、うっ」
ぐすぐすと泣きながら、
私は堂本に介抱されながら自分の不始末の後片づけをしていた。
...

「なるほどね。そうか―――」
一人、何か考え込む堂本が私には珍しく見えた。
テレビに写った姿をみていたからか、変態おやじだとしか思わなかったこの目の前の男が不思議と大人物に思えてくる。
...

しゃがみこんだ私の足の間に溜まる白濁液にまみれた汚物。
牢の中、堂本の見る前で足を開きしゃがみこんで洗面器にむかっての排泄は、思った以上に屈辱的な行為だった。
「はぁ、はぁ…」
...

牢の中で体育座りでじっと帰りを待っていた私は―――
堂本が戻り、鍵をあけて中に入って来てもその姿勢を崩さずじっと、裸の体を隠すようにその姿勢を保っていた。
「これだ。」
...

「ひぁっ」
話の途中、愛撫され柔らかくなった私のお尻に冷たいゴムがぐいと差しこまれ、私は小さな悲鳴を上げてその異物が本来とは逆の方向にお尻の穴に入り込んでくるおぞましい感覚に感覚を味わった。
「いい子だ。もう少し奥まで入れようね。」
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「ご、ごめん。今日も体調が悪いの、だから―――体育は見学、なんだ。」
「そっか。大丈夫?」
「う、うん…」
...

両手は高く後ろで組まされ、そこにも縄が掛けられた。
時折、すっと堂島が手を引くたびに少しずつ縄が引き絞られ、次第に私の体の自由が奪われていくのがどうしても怖かった。
縄が緩い内は振りほどこうとすればいくらでも逃れられる。
...

学校の前には黒塗りの車が止まっていた。
今頃、私を探して学校内が荒れされているころだろう。
堂本は私に執着していた。
...

私の制服のスカートに落ちた赤い血。
それに気付いて私は、驚いてその血を辿ると堂本の腕にナイフが突き刺さっていた。
「ど、堂本さん!」
...

来た先は少しおしゃれなフランス料理店。
時間帯がディナーの時間だと言うこともあり、私は血で汚れた服を少し隠すようにしながら蝶ネクタイの店員に連れられて窓際の丸テーブルに堂本と向かい合って座る。
ここまで来て初めてデートみたいな雰囲気になっていることに私は恥ずかしくなった。
...

「ちょっと待ってください。」
「来るんだ。」
「やっ、乱暴しないで」
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いやらしく迫る堂本の身体。
服を奪い取られ、手足を四方に鎖で繋がれ壁に張り付けにされた私に堂本は身体を寄せて私の恥ずかしいところに手を伸ばす。
お尻をなでまわす彼の手は次第に私の股間へとのび、お尻の穴からそして私の一番大切な割れ目に指を滑り込ませてくる。
...

堂本の肉棒が身体に突き入れられる度、
心がズキンと響き、疵痕が残されていくようだった。
「はぁー、ひぃっ、はぁ、はぁ…、ひぁあっ」
...

一度、肌を重ねた私と堂本―――
そうして作られた関係が一度だけで終わるはずもなかった。
例えそれが普通のセックスとは違うものだったとしても、叩かれ、というのはともかくとしても、入れられ、出された私は確かに少し変わっていった。
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鎖に身体を拘束された私が身体を起こすと―――
後ろから声が聞こえてくる。
私は二人の女性に取り囲まれていた。
...

股間にぴったりと張り付く黒いエナメルの下着。
さらに、その股間に当たるところからはありえないものがのびている。
「ペニバンって知ってる?」
...

その日、ぐったりと疲れ切るまで犯された私はそのまま満足感と充足した快楽の中で眠りについた。
 *
目の前にいる佐伯さんに―――
...

「ここは…」
「―――堂本のコレクション置き場よ、あなたが知らないのも無理はないわ。」
「一体、何のつもりなんです…か」
...

そして―――
私にはその場で佐伯さんに無理矢理壁に押しつけられるような格好でお尻を突き出させられ、貞操帯が填められた。
さっきから恥ずかしいモノを見せられていたせいか私の体は佐伯さんが喜び、私はそんな濡らしていた姿を辱められた。そしてそんな体を反応させていた私は、大した抵抗もせずに貞操帯を受け入れてしまうのだった。
...

「「「いってらっしゃいませ」」」
「うむ。屋敷が散らかっているが―――戻るまでには人を寄越す。何かあった際には村井を頼るように―――佐伯、いいな?」
「存じております。」
...

「うふふ、貞操帯を着けている子が、好き勝手な自慰で満足してしまうようでは躾にならないでしょう? だから―――」
「…」
「この貞操帯には、あなたが勝手にオナニーできないように様々な工夫が凝らされているのよ。吸い付くようなぴったりさ加減も、湾曲したフロントシールドも、この内側に取り付けられたゴムの内張もね。」
...

排泄の最中すら感じるディルドーの感覚。
それを感じながら私は、先ほどまでの感覚を改める。
「…」
...

「柊さんはより厳しい躾をいただくべき、違いますか?」
「より厳しいって…」
その意味もわからず。
...

「家庭の都合で3日ほど休まれていた柊さんが今日から戻っていますね。柊さん、試験も近いですから、勉強でわからないところはお友達や先生に聞きに来てくださいね。」
「…」
「柊さん?」
...

堂本先生のいない書斎の地下。
階段を下りた先に待っているのはカメラを持っていやらしい顔をした堂本ではなく、貞操帯という秘密を共有する佐恵ちゃんと佐伯さんの二人だ。
私を支配する二人と言ってもいい。
...

屋敷、地下三階。
佐伯さんはそう言うがここがどこなのかはわからない。
しばらく歩いた先にたどり着いた部屋で、次第に私は一昨日の記憶を蘇らせていた。
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体から取り外された貞操帯。
それが私の頭のすぐ横のテーブルに置かれる。
べったりと愛液に濡れた二つのディルドーがぬらりと光っていた。
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佐恵ちゃんが私に何を見せようとしていたかはわからない。
朝、思った以上に目が覚めた私は、
股間にがっちりと填め込まれた貞操帯と、内側のディルドーをぎゅっと締め付けてみて自分の体の調子を確認していた。
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学校もお休みの日曜の昼下がり。
そんな下半身の話題とは一番遠い時間帯だというのに、私は“厳しい躾”を求めたその足であの地下室へと連れてこられていた。
いつも通り目隠しと手錠、奴隷服。
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「ぴったり、ですね。」
「ええ」
「律子お嬢様が気に入られるように、特別にいつものダイヤルロックにしてもらいました。構造上内側に組み込み式になっていますね」
...

なんだか、もう終わりかななんて―――
そんなことは思った。
「あたた、離してよぉっ、この変態!」
...

それから後のことはよく覚えていない。
彼の服を脱ぐ姿だとか、行為の最中のことだとか、断片的に強烈によみがえってくる。
堂本のこんなに興奮した姿は今まで見たことがなかったと思う。
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一糸まとわぬその姿でベッドの端に腰掛け、私はその目の前に用意されたものにごくりと生唾を飲んでいた。
「いまさら私の趣味を知らないでもないだろう?」
「は、はい…」
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村井さんが手に持っていたのは、巨大なニッパのお化けようなもの。
それをみて以前に貞操帯をはずせないか相談していたのを思い出し、私は今見につけている貞操帯を背中で施錠している鍵のことを思い出す。
同時に股間のディルドーのことも―――
...

修二様と共に車に乗り込むと、私は彼のぬくもりを実感することができた。
今まで男の人と付き合ったことのない私にとって隣の席に自分を可愛がってくれる人がいるというのは初めての体験。
そしてこうして彼の腕を抱きかかえるのも始めてだ。
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「でも、できるだけ言いつけには…」
「ひとつ聞く。」
「…?」
...

店に入ると―――
黒いスーツを着こなし髪をびしっと固めた人が出てきて修二様に声をかける。
その姿がなにか私には遠い世界に見える。
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ホテルとはとても思えない広い部屋。
この一室は私のために借りた部屋ということらしく、名義が私の名前になっていて修二様はといえば東京にも自宅があるらしく仕事のときはそっちに帰宅するのだそうだが、私を楽しむときはこっちに来るという。
私を、という言い回しに私は少々驚き―――
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それから私はご主人様と抱き合った。
お互いの体を繋ぎ、互いをゆさぶりながら快楽を求め合う。
そんな獣のような交わりが私には幸せだったし、一度傷ついた体は、ご主人様のものを受け入れることで幸せすら感じるようになっていた。
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―――かわいい子ですね
―――だろう?
先生が行く先、そこは人が多かったり少なかったり。
...

着いてからも長いこと車に乗り―――
私と先生がホテルに着くとロビーで待っている人がいた。
「これはこれは―――お待ちしていました。」
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ウエストベルトの左右を持たれぐいと引きあがれたその瞬間、
私はあまりの恥ずかしさに体を何度も痙攣させた。
全身に走る快楽は今までに何度も感じたことのあるようなものではなく、ディルドーを締め付けて気持ちいいといった類の快楽でもない。敏感なところを直接いじくられているような圧倒的な快楽だった。
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「…」
「どうだった―――?」
帰り着く頃には私は全身から震えが止まらなくなっていた。
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着いた先、私が見せられたのは信じられないようなものだった。
そこは古い要塞を作り直した密輸港。
何を見ても驚かないつもりだった私が、銃や麻薬といった密輸物資を見て驚いたわけではない。要塞の地下牢に閉じ込められた人身売買されていく女の子たちに心打たれながらも、その先に用意された薄汚れた鋼鉄の箱を見せられるまで、
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「貞操帯も一緒に用意しているんですよね。」
「ああ―――、手に入れた娘で遊ぶんだよ、実際、今でもやつらは自分で捕ってきた女の子の処分に自らの施設を使ってる。ここの工場で働かされてた子たちはいろんな理由で問題になった子が飛ばされてたんだ。」
「―――それも首輪があれば…」
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―――先日、御堂山中を走っている途中、夕ヶ丘女学院の修学旅行のバスが行方不明となりました。山中は道幅が狭くガケに面している為、警察ではガケを転落した可能性もあるとみて捜索を…
それから二日後。
衛星TVに映った日本の映像にそんな報道が流れた。
...

如月 純史 -